マンスリー・レビュー

他山の石_企業不祥事から学ぶ

2021年10月:企業不祥事マンスリー・レビュー


 このコラムについて 

マスコミ等で露わになる企業の不祥事。それは他人事ではありません。自分の会社なら、どのように対処し、未然に防ぐには、どうすべきか?「他山の石」は、自らの教訓とするためのマンスリー・レビューです。

2020年10月の「他山の石」

2021.10.4【覚せい剤】

闇サイト「ダークウェブ」で薬物購入、消防士を逮捕 ネット接続元を匿名化しても暴かれた理由(埼玉新聞)

春日部市消防本部の男性消防士(21)がオランダから覚せい剤約25グラム、末端価格にして150万円相当を密輸入したとして覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで10月4日埼玉県警に逮捕された。 同消防士は今年4月違法薬物の販売サイトで覚せい剤を注文したところ、成田税関職員が調べて発覚した。同消防士は、転売する目的だったと供述している。

2021.10.11【不法侵入】

愛知県東海市役所に侵入 静岡市職員を逮捕 手袋(100円相当)盗んだ疑い(静岡新聞)

静岡市の男性職員(26)が愛知県東海市役所に侵入し、100円相当の手袋を盗んだとして建造物侵入の疑いで10月10日愛知県警に現行犯逮捕された。同職員は、10月8日午後8時20分ごろ、東海市役所に侵入した。 警察で侵入の動機を調べている。

2021.10.14【誤徴収】

出産利用の消費税 30年間誤って徴収 船橋市立医療センター(千葉日報)

千葉県船橋市立医療センターが本来、非課税の出産時の個室使用料に対して消費税をとりつづけていたことが10月13日判明した。1991年に消費税法が改正となり出産に関わる検査料、個室使用料などが 課税対象から外れたが同センターでは、30年近くにわたり徴収し続けていた。同センターを管理する船橋市は民法の規定に従って返金するとしているが、2008年2月以前の会計データは消去されており それ以前の対象者に関しては、本人から名乗り出てもらうしかない模様。2008年以降今年9月までの対象者は2610人で、誤徴収額の平均は193円という。

2021.10.18【子会社不正】

シャープに65億円求め提訴 子会社不正で鴻海系企業(産経新聞)

台湾の電子機器製造で世界最大手の鴻海精密工業の関連会社がシャープに対して約65億円の賠償を求めて東京地裁に訴えを起こしたことが10月18日判明した。この関連企業は、 2019年10月にシャープの子会社で、スマートフォン用カメラのレンズを製造する「カンタツ」の株式を譲り受ける契約をシャープと結んだが、この子会社が架空計上や循環取引で 売上高を不正に水増ししていたことを2020年12月にシャープが公表していた。本不正の調査を行った弁護士らの調査委員会は、カンタツ経営陣は2018年から不正の事実を主導、黙認しており 大半がシャープ出身の経営陣だったと認定した。鴻海精密工業の関連会社は株式譲渡契約前に不正の説明がなかったとして提訴した。

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